ガチマッチで安定して勝率9割になる方法

はじめに

スプラトゥーン2のガチマッチで安定して勝率9割以上をとっていた僕が、誰でもその域に達することのできるような考え方と練習方法をここに記載しておきます。

 

この記事が対象にしている人は

  • スプラトゥーンなら何時間でもやっていられる
  • とにかくガチマで勝ちたい
  • ガチマで負けるとめちゃくちゃ悔しいし、勝てると本気で嬉しい

といった人向けです。

 

逆に対象としていない人は

  • スプラトゥーンイカがインク出すゲームでしょ?
  • スプラは1日1時間やったらもう満足
  • ゲームが上手くてもなんの役にも立たないから練習とか無駄なことはしないよ

といった人です。

こういった方たちはここに書いてあることはあまり役に立たないかもしれないです。

 

では、さっそく見ていきましょう。

 

負けたときにどう思うか

試合に勝つと嬉しいし、負けると腹が立ちますよね。

なぜそう思うのか考えたことはありますか?

 

勝利したときのあなたの気持ち

  • 自分の実力が反映されて勝てた。うれしい。」

味方が強くて何もしてないのに勝てることも稀にありますが、

大体は勝った時に「自分の実力のおかげで勝てた」と感じます。

 

敗北者になったときのあなたの気持ち

  • 味方が弱かったから負けた。」

自分が戦犯をかましたとき以外はこう思う人が多いです。

自分が戦犯をかましときながら味方のせいにする人も中にはいますよね(笑)

 

 

事実を言うと、勝つのも負けるのもあなたの実力がそのまま反映されます。

C帯しかいないプラべに行けばあなたは絶対勝てるはずです。

逆にプロゲーマーしかいないプラべにC帯の人が行くとどうでしょう?

C帯の人がいるチームは絶対に負けます。

 

このゲームは、4VS4のチーム戦ですが、個人の実力の影響力はとても強いです。

あなたが負けたときの言い訳「味方が弱いから負けた」

これはまぎれもない事実です。

チームに突出して弱い人がいたから負けたんです。

そして、「味方が弱いから負けた」という言い訳は

弱い味方がいるだけで勝てなくなる自分の実力の影響力の無さ」があるから産まれます。

あなたの実力がその場にいる八人の中でもそこまで高くないから、弱い味方がいると負けるんです。

もしあなたがその八人の中で突出した、今よりも一つ上のウデマエにふさわしい実力があれば、弱い味方がいても勝つことができます。

「弱い味方がいたから負けた。」は「自分の実力は今のウデマエ相応だ」と言っているのと変わりません。

そんなこと言ってる人が強くなれるわけがないんですよ。

 

負けを勝ちにつなげる方法

じゃあ強くなる人が負けたときにどう考えるか。

味方のせいにしないのは当たり前ですね。

味方のせいにして強い味方が引けるようになるなら僕でも味方のせいにします。(笑)

強くなる人は「自分には何が足りなかったか」を考えます。

他人を変えることは不可能なので、自分を変える方向にシフトするんですね。

 

強くなるための流れは、

実践する→失敗する→反省する→成功する です。

スプラトゥーンで例えるなら、

 

実践:撃ち合いにいく

失敗:撃ち負ける

反省:なぜ負けたかを考え、どうすれば勝てるかを考える

成功:撃ち勝てる

 

これを完遂するだけでプロゲーマーになれます。

簡単でしょ?

でもおそらくスプラプレイヤーの中でこれを正確に実践してる人は1%もいないんじゃないでしょうか。

 

「そんなこといつもやってるけどうまくならない!」

という人もいると思いますが、やり方の問題です。

そういう人は撃ち負けた後のキルカメラの5秒間だけ

「あー、今のはあれがよくなかったな」と反省し

リスポーンした瞬間にはもう次の事を考えてるんですよ。

試合後には何をどう反省したかなんて殆ど覚えていないんです。

これでは反省したとは言えません。

 

僕もスプラトゥーン1の時はそうでした。

当時S帯から1か月ほど上がれずにいました。

キルカメラの5秒間にいくら反省したところで撃ち勝てないし、試合にも勝てない。

自分は頑張っているのに全く勝てない!

きっとこれは味方が頑張ってないからだ、味方が弱いからだ!

自分は強くなっているのに味方が弱いからいつまで立っても上に上がれない!

そんな思考が常に頭の中に渦巻いていました。

 

でも、ある日気づいたんです。

「あれ、キルカメラの5秒間の間に確かに反省や分析はしているけど、試合が終わった後に何一つ思い出せないな」と。

それから、キルカメラの間にどうして今撃ち負けたのかをノートに書いて残すことにしました。

ノート以外の方法でも、後から思い出せればなんでもオッケーです。

相手の使っていた武器とどうして撃ち負けたのかを簡単に書き、試合後に思い出して負けた原因を分析していきました。

すると、何十試合と重ねていくにつれて、どうして撃ち負けるのかが面白いくらいに明らかになっていくんですよ。

 

僕の場合、負ける原因が9割以上エイムが悪いことでした。

僕の場合というより、大体の人はこれです。

エイムがもう少し良ければ勝てる撃ち合いが殆どでした。

漠然とエイムがあまり良くないということはわかっていたんですけど、それがこのノートのおかげで確信に変わりました。

この確信に変わるということが非常に大事です。

エイムをよくするだけで、今まで負けてた9割の対面で勝てるようになると確信したんです。

そこで僕のモチベーションは爆上がりしました。

 

僕は毎日ガチマに潜る前に5分くらいエイム練習して、後はひたすらガチマをしていました。

そこを見直し、エイム練習を30分に増やしてみました。

なかなかすぐには効果は出ませんでしたが、原因はエイムと確信していたから続けることができましたし、エイム練習の時間を1時間、2時間とどんどん増やすことができました。

その後、まもなくウデマエがカンストしました。

そして、スプラトゥーン2が発売され、日本で10番目くらいの速さでウデマエをカンストさせました。(Twitterでそう聞いた)

 

その間にやっていたのは、ガチマッチを潜る前に1時間だったり、ガチマッチの間に1時間だったりひたすらエイム練習をしていただけです。

それ以外のことは何一つとしてやっていません。

ある程度エイムが良くなると、もうエイム練習はいいかとなる人がいると思うんですけど、本当にもったいないです。

エイム練習は基礎です。

ガチマッチはその応用です。

応用というのは基礎とは全くの別物に見えるんですが、結局は様々な基礎の組み合わせでしかないんです。

応用は「基礎を応用する」という意味ですから。

基礎が完璧じゃないのに応用に挑んだってそれなりの結果しか生まれないし、酷いときには全く歯が立ちません。

射撃場でのエイム練習は基礎ですから、ひたすらやってください。

どれだけ体調が悪くても百発百中になるまで体に叩き込んでください。

それがガチマッチを潜ったときに必ず生きてきます。

 

このように、負けを他人のせいにしないで直視して分析し、自分に足りていない基礎を鍛えるだけでうまくなります。

今あなたの周りに異次元レベルで強い人がいるかもしれません。

しかし、あなたとその人の違いは、このプロセスを確実にやったかやらなかったかの違いしかありません。

強い人は皆、圧倒的な努力と正しい努力の仕方を知っているだけなんです。

それを「あの人は才能があるから強い、自分には無理だ。」なんて逃げる人間はゲームにおいても人生においてもしょうもない人間で終わります。

ぜひ今から始めてみてください。

これを読んで基礎を完璧にしたあなたは絶対に今よりもうまくなります。

 

具体的なエイム練習

一応具体的な練習方法を書いておきます。

まず生放送していたときにあほみたいに質問がでた感度の問題ですが、

本当に本当に本当に感度なんてなんでもいいです。

上手い人は感度5でも-5でも完璧にエイムできます。

上手い人に「感度3じゃないと全然キルできない」って人はいないと思います。

まあでも好みの問題があるので、適当に色々試してみて直感で「これにしとくか」と思った感度で練習してください。

 

スプラ2の射撃場は行くと目の前に5個くらい的がありますが、その的を一時間ひたすら倒してください。

途中で飽きると思いますが、いろんなシチュエーションを頭の中で妄想して楽しんでやってください。

左側に動く的があると思うんですけど、どうしても練習に飽きがきたとき以外倒さなくていいです。

おすすめはシャープマーカーです。ブレが無いため、自分の本当のエイムが分かります。

 

エイム以外

スプラトゥーンにはエイム以外にも基礎があります。

しかし、その大切さの度合いはエイム:それ以外=8:2ぐらいの割合です。

まずはエイム練習からですが、どうしてもそれ以外の基礎が知りたいときは、ノートの記録を眺めて分析してください。

エイム以外に大事な要素が浮かび上がってくると思います。

 

最後に

この記事では、ガチマッチで安定して勝率9割になるためには何をすればいいのかを

僕のこれまでの経験から考えて皆さんにお伝えしました。

強くなる人はまず味方のせいにしないことは当たり前として、

実践する→失敗する→反省する→成功するのサイクルをうまく回していることを説明しました。

そのサイクルを正確に回す手段として、記録することを挙げました。

また、多くの人に当てはまる反省として、エイム練習を挙げました。

ここに書いてあることをやるかどうかはあなた次第ですが、

やらなければ実力は今の延長線上に留まるし、やれば実力は一気に伸びます。

ぜひ、自分の成長を楽しんで実践してみてください。

 

個人的なやつ

NENです。

一年ほど前からガチマや大会など一切やってませんが、エンジョイ勢としてたまにプラべとかナワバリとかで遊ばせてもらっています。

本当に素敵なフレンドさん達に恵まれたと感じています。

いつもありがとうございます。

ぜひ機会がありましたらまた誘ってください。