中国旅行


友達と2人で中国の上海に行ってきたので、旅の記録をここに残しておく。

上海は下の画像の赤い部分。

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上海

1日目 上海市へ向かう

中部国際空港から約2時間で空港に到着。

他で円を両替したほうが安く済むから、5千円だけ両替。

中国最初のご飯は、空港のマクドナルド。

味はうん、まあマクドナルドだった。

空港から上海まで地下鉄で1時間半。

電車に乗るにも空港みたいな荷物チェックがあって驚いた。

 

上海市到着

上海行きの電車に乗っていたのに、いつの間にか空港行きの電車になっていて逆戻りしたハプニングもあったが、なんとか上海市に到着。

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上海の街中

駅から出ると、こんな感じの街並みが続く。

僕「すごい(小並感)」

友達「でかい(小並感)」

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上海タワー

明日行く予定の上海タワーを横目に見ながら、本日のホテルに向かう。

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良さげにとれた写真

たくさんの高級ホテルが並ぶ中、本日泊まるホテルはなんと1人900円の格安ホテル。

惨めだなぁ。

なぜこんなにも安いかというと、知らない人6人で1つの部屋を使うから。

ホテルでさっそくチェックイン。

チェックアウトするまでの人質として200元を取られた。

金はたくさん持ってきたからどんどんもってけーい!!

 

さっそくの絶望

手元に残ったのは2元(約30円)。

さーてと、残りの日本円を中国元に替えるぞ~!!

あれ、銀行もうやってなくね?

これ、明日まで替えられないじゃん。

手元に残ったのは2元(アカン)。

夜飯食えない。

結構歩いたから喉も乾いてるけど、水道の水なんか茶色くて飲めねえ!!

とりあえず今日は飲まず食わずで明日の銀行が開くのを待つことに。

 

異文化コミュニケーション

友達とは別の部屋だったので、明日の起きる時間だけ共有して自分の部屋に向かう。

すると中国人のおっさん1人がベッドに座っていた。

わし「ニーハオ!」

おっさん「シェンポンチェンイェンブーハー(意味不明)」

わし「I can't speak Chinese.」

おっさん「チョンポンニェンパースー(意味不明)」

わし「は?」

現地のSIMは友達が持っていたから、ネットを駆使してコミュニケーションをとることができない。

おっさんは貴重品を入れる箱の開け方をジェスチャーで教えてくれたので、悪い人ではなさそうだった。

しばらくするとおっさんが歯磨きするか?と伝えてきたので、まだ飯を食べてないと伝えたら、なんかカビが生えたパンみたいなのをくれた。

そのあと、2人組の中国人が入ってきた。

英語が使えるみたいなので、お金がなくて夜ご飯を食べていないと伝えたら、オレンジジュースを買ってくれた。

中国人「君にプレゼントするよ。お金は返さなくていいよ。」

わし「You are gentleman!!!!!」

死ぬほど喉が渇いていたので、これはめちゃくちゃ嬉しかった。

他にもアメリカ人?が2人入ってきたので、拙い英語を駆使して6人でいろいろな会話をした。

最後は「おやすみなさい!」と日本語で皆で言い合って寝た。

外国人あったけぇ…。

こういうところにまた泊まりたいなぁと思った。

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オレンジジュースとカビたパン

2日目 お金が欲しい

 夜中に音楽流したり、いびきがうるさかったり、ドタバタしてたりで、全然眠れなかった。

2度とこんなところに泊まらんわ!(熱い掌返し)

人質の200元は返ってきたが、両替できるまでは迂闊に使えない。

というわけで、銀行を歩いて探す。

 

上海、朝もなかなかきれいじゃねえか…

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しばらくして銀行を見つけたので入って両替を頼むと、

銀行員「うちの銀行では口座がないと無理だよ。他なら替えれるかもよ。」

と断られる。

仕方なく他の銀行を回るが、やはり口座がないと替えられないみたい。

銀行員「あのホテルなら替えられるよ。」

ホテルの人「ここに泊まってないと替えられないよ。百貨店ならいけるかも。」

百貨店の人「ここじゃ無理だよ。駅に行ったら?」

駅員「ないです。」

わし「んあああああああああああああ!!!!!!!!!!ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!! !!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)

 

そんなこんなで午前中はひたすら両替所を探し、なんとか別の駅で両替所が見つかったのでめでたしめでたし。

大金を手に入れたことで、全知全能の神になった気がした。

水が飲める、食べ物が食べられる。

これほど幸せなことは無い。

 

上海観光

そうして2日目の午後にしてようやく上海の観光が始まった。

とりあえず計画していた上海タワーに1駅分歩いて向かう。

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上海の街並み

こんな風に都会感がすごいが、路地裏に入ると風景が一変する。

都会の街並みよりもこういうところを見るほうが面白い。

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上海の路地裏通り

 中国の物価は割と安くて、ペットボトルの水はなんと約30円で買える。

他にも、大きい肉まんが1個50円だったりと、少ないお金で食べまくることができる。

 

上海タワーにつく前に腹ごしらえ。

店員のおばちゃんがとにかくめっちゃ喋りかけてくるが、何言っているかわからないので、写真を見て注文。

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ラーメン400円

値段のわりにうまい。

中国ではほとんどすべての店にQRコードが置いてあり、それを読み取るだけで物を買うことができる。

偽札がかなり出回っているらしく、現金で払うと光にかざして本物かどうかチェックされる。

日本の偽札防止技術は高いので、中国のようにキャッシュレスがあたりまえになるのはまだまだ先だろう。(と、他のサイトで誰かが書いてた)

 

貧乏性発動

2人ともとても貧乏性だったので、上海タワー入るだけで150元くらいとられるのうんちやな!と入るのをやめる。

代わりに川沿いのベンチに座ってたそがれた。

私たちがタワーを見つめているとき、タワーも私たちを見つめているのだ。

ということは、タワーを見つめていれば実質タワーからの景色を見たも同然なのである(意味不明)

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上海タワーの前

 上海タワーからの眺めを妄想の中で満喫したので、次は豫園という伝統的な街並みが残る場所に向かった。

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豫園入口

 豫園では、天守閣みたいな建物のお店がたくさん並んでいた。

そして人の量が満員電車並みにやばい。

ここをさらに奥に行くと、入場料を払って伝統的な街並みが見れるそうだが、入る前から十分その街並みは堪能できたし、入場料が無駄に高いので入るのはやめた。

やべえ、コスパ半端ねえ。

まだご飯以外に金使ってねえ。

 

トイレには紙がない

はい、日本と同じ感覚でトイレにはいってブリブリすると終わる。

だいたいほとんどの公共トイレにはトイレットペーパーがない。

水に流せるティッシュを持っていなかったら…と考えると考えたくない。

 

そんなこんなで2日目は平和に終了。

本日の宿は4人部屋を予約したけど、入ったら明らかにやばそうな三人組が煙草をふかしながら、

「リーベンレン(日本人)!」と言ってきたので、

「ニーハオシェーシェー!!」と言いながらロビーにとんぼ返りしてシングルの部屋に変えてもらった。

 

三日目 運命を変える…!!

ここで僕たちの旅は360度変わってしまったのだ。

上海観光あんまり楽しくないやん…と思ってしまった。

都会やけど、たしかに都会でいろいろあるんやけど、そんなん日本にもいっぱいあるやん。

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中国の無人

きれいやけど、往復12時間ほどかかると聞いて絶対に行かないと決めた無人島。

友達がめっちゃ行きたいと聞かないので、もういいかと行くことに。

 

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うわーい船だー6時間もかかるぞー!

途中で船が上陸したのでここに下りればいいのか受付に聞いたが、話が通じない。

そしたら、隣の乗客がいきなり日本語で

「なにかお困りですか?」と。

受付と通訳してくれた。

惚れてまうやろ。

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くこ島に到着

着いたわよ。

ここがあいつのハウスね。

緑しかねえなぁ!?

港でタクシーに乗って今日泊まるところへ。

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本日の寝床

あれ、無人?え?あれ?めっちゃ人いる?え?

ホテルがあるんだから人がいるに決まってんだろいい加減にしろ!!

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うまい昼飯を食べていると、さっきの通訳してくれた人もそこにいた。

わし「あ、さっきの人おる!」

さっきの人「こんにちは、私中国人。日本語アニメで学びました。これから釣りにいく。」

わし「わいもいぎだい!!!!!!」

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釣り場所

というわけで釣りについて行った。

だけど雨で波があらくて全然つれないから、中国人と別れて無人村に行くことに。

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霧がこすぎる

タクシーのおばちゃんが無人村まで案内してくれた。

しかし、霧が濃すぎておばちゃんに

「あぶないからこれ以上いけないぞ」と止められる。

わいら「うるせえ!!俺たちはいぐ!!!!」

おばちゃん「うるせえ!!危険だから無理だ!!!」

というわけで無人村を拝むことなくホテルに戻る。

はあ、うんち。

 

そしてやってくる絶望

翌日、昨日中国人が一緒に帰りのチケットを取ろうと言ってくれたので、中国人のところに向かう。

すると中国人のホテルに置手紙が。

「もう間に合わんから先に行くよ。君たちは明日の船に乗ってね。」

あ、朝早い方の船に乗ったのかと僕たちは思った。

仕方ないので、ホテルの人に次の船はいつ出るのか聞く。

ホテルの人「もう出たよ。」

わし「次は何時に出ますか?」

ホテルの人「もう出たよ。」

わし「??????」

どうやら1日1本しか船は出ておらず、風が強いためそれが昼出港から朝出港に移動した模様。

あかんやん。明日の朝飛行機乗るのに!!!

明日の朝飛行機乗るのに明日の朝船乗っ取ったらあかんやん!!!

ああああああああああああああああああ!!!!!!(ブリ省略)

 

 

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島の道

 もう飛行機代も消し飛ぶのが確定したので、歩いて無人村にリベンジに行く。

タクシーに乗るとまた危険!とか言われて見れないと困るからね。

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大きい橋

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もはや都会

めちゃくちゃ都会感あふれる街をぬけて、2時間ほど歩く。

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ミニオン

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山の上から一望

そしてついに到着。

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無人村周辺

山のてっぺんにあるのは多分全部お墓。

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無人村を一望

写真で見たのと緑度が違うけど、冬やで仕方なし。

十分見ごたえがある。

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廃屋内

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廃屋

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屋上

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家の中から

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広場

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青春が始まりそうな階段

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良さげ写真

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水たまり

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帰りにもパシャリ

めちゃくちゃディストピアを感じた。

昔は小さな台湾と呼ばれるくらい大きかった街だそうだ。

交通の便が悪いため、誰も住まなくなった模様。

(でも数人くらい人が住んでたのは見なかったことにした)

 

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ラーメン

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海鮮ラーメン

安くてうまいラーメンをたらふく食って翌日島を後にした。

翌日も上海行きの船は出なかったが、ほかの島に出る船があったので乗り継ぎまくってなんとか上海にたどり着いた。

 

とうとうぼったくられる

1日中移動して、空港の近くのホテルに向かう。

駅を降りると、明らかにやばそうなおっさんが

「タクシーのってけ」と声をかけてきた。

わし「歩く」

おっさん「乗れ」

わし「あるぐ!!!!!」

おっさん「50元でどうや?」

わし「高い!!!!!」

おっさん「じゃあ40元でどうや?」

わし「のる!!!!!!」

というわけで、相場よりちょっと高いが根負けして明らかにタクシーじゃない車に乗り込む。

普通の道で余裕で100キロ出してた。絶対タクシーじゃない。

 

そして目的地につく

おっさん「40元」

わし「持ってけ」

おっさん「ノーノーノー!1人40元だよ!」

わし「はい。絶対やると思った。」

わし「It's not タクシー!!!!!」

わし「I can't pay!!!!!」

と言って40元投げつけて逃げた。

なんか中国語で叫んでたけどめっちゃ逃げた。

 

旅の終わり

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唐辛子に見えたけど唐辛子じゃないらしい

ぼったくり怖いなーと夜飯を食べながら思った。

 

そんなこんなで旅が終わった。

帰りの空港で120分前についたのでのんびりしてたら、飛行機もう飛んでってて笑うしかなかった。

8万円くらいのチケットを買って次の飛行機に乗りましたとさ。

 

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大阪→岐阜の在来線切符

名古屋行きが取れなかったので、関西空港に降り立つ。

友達がケチって普通の電車のチケットで岐阜に帰ることに。

5時間ぐらい電車に乗ってた。

 

いろいろあったけどまた行きたいなぁ。

中国おすすめ!

みんな行こう!!(適当なシメ)